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橋梁伸縮装置漏水補修工
REJ工法
特許登録:第6441113号、第6899551号、第7194395号 特許出願中:2020-103416 NETIS登録番号:QS-190028-A
止水性・耐久性・施工性に優れた漏水補修工法
橋の延命化には、伸縮装置からの水の流れ込みによる鋼材の腐食や、コンクリート劣化が起因するため伸縮装置の防水対策が重要です。
REJ工法は、付着性と伸縮性に優れた止水材を遊間へ充填することで、橋梁本来の止水機能を回復させる工法です。施工は止水材の取り換えのみとなるため、本体取換えに比べ、はつり作業による施工基面への損傷がなく、施工時間の短縮が図れます。

特徴
止水性
REJ工法は伸縮装置の止水性能試験(NEXCO試験法438)に合格しています。
止水材として伸縮性・付着性に優れたシーリング材を専用充填装置にて打設することにより、被着体との付着性能を向上しジョイント部からの漏水を防ぎます。
耐候性・耐久性
止水材の促進耐候性試験(JIS A 1415 WX-A法)キセノンアークランプによる暴露10,000時間及び、100,000回の引張圧縮繰返試験(NEXCO試験法409-2011 ※合格基準7,000回以上)を実施し、いずれの試験においても剥離・亀裂は見られず物性の著しい低下もないことが確認されています。
素地調整
鋼材部のブラスト(一種ケレン相当)で完全に錆びを除去できることにより、止水材の付着性を向上させます。
施工性
全取替に比べ止水材のみとなるため施工が容易で、施工完了後速やかに交通開放ができ、補修工事の大幅な時間短縮に繋がります。
品質性能
適用区分 | 物性 | |
---|---|---|
■縦歯型ジョイント ■横歯型ジョイント |
50%伸長時の引張応力 (JIS A 1439) |
0.1N/m㎡ |
最大引張応力時の伸び (JIS A 1439) |
1720% |
適用条件
項目 | 適用基準 |
---|---|
伸縮装置 | 簡易銅製ジョイント ※止水部以外は健全であること |
伸縮量 | 100mm以下 |
施工時遊間 | 10mm以上 |
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